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研究会について

研究会主査より

現地コーディネーターより

実行委員より

市民共創知研究会とは

市民共創知研究会は、その名の通り、わたしたち市民が抱えている問題に対してみんなで対話し、解決策を見つけ出し、実践的に解いていくことを目的としています。

実際に、いろいろな地域にうかがい、対話をさせていくときに私たちが大事にしているのが抽象的な議論と実践的な問題解決のバランスを取ることです。

学者や技術者は問題を抽象化し、いずれの場合にも対応できるような枠組みや技術を確立しようとします。その結果は研究成果や特許として全人類で共有可能ですが、個々の細かな問題を解決するには使いにくかったりします。

一方、本当に問題に直面している人たちは、今すぐにでも使える技術や知識を求めます。しかし、その場しのぎの解決策を選択しがちで、たとえうまい結果に至ったとしても、その技術や方法を継承したり、ほかの人と共有することには無関心なこともあります。

私たちは「共創」を考えるとき、こうした抽象と実践のどちらも欠かすことができないと考えています。一見、正反対のこの二つを結びつけるのが「共通善」です。「地域の明るい未来をつくる」とか「高校生に豊かな学びの場を」といった私たちが抱えている細かな課題を包む、大きな課題がこれにあたります。

「共通善」を設定したら、各人がとにかくできることから手を動かして取り組んでみることが重要です。倫理的、法規的な問題がなければ、とにかくやってみることです。相手の出方を探るとか、責任を分担することばかりに時間を使っていても、問題解決は一歩も進みません。実践的な活動こそが問題を打破していきます。

ただし、その活動をただやりっぱなしではなく、しっかりと記録し、分析することも重要です。どうやって問題は解決されたのか、どうやってコミュニティが活性化したのか。そこで起きていたことの記録から、なにか特徴や方法が取り出せるかもしれません。問題解決のための基礎技術や、抽象的な枠組みが発見できれば、再び現れた問題に挑むときに有効な武器となるでしょう。

私たちはフィールドワークを含め、はいっていく地域の予習・体験を重視し、参加者が抱く「借りてきた問題感」を解消するとともに、「みらいらぼ」のようなプロジェクトの継続を支援するシステムなどを用いて地域の問題に寄り添っていこうとしています。

地域が抱える諸々の問題に対して「共通善」を掲げ、実践と抽象のバランスを意識しながら地域の方とともに取り組んでいくのが市民共創知研究会だといえます。

市民共創知研究会Web

みらいらぼの紹介

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みらいらぼは、誰もが自分の夢を持ち、夢を実現できる世界を実現します。対話で多様な分野の人たちと関わることで夢を見つけ、みらいらぼで世界中の人たちの意見や知見を貰いながら、夢を実現を行います。

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